日々是好日 modelHANAKAの変化ストーリー③

先日

友達と樹木希林さんの遺作

日々是好日を見に行った

 

期待半分の映画だったが

大分泣いた😭

 

 

映画は

殆どがお茶室の中だが

私の中のいろんなものとつながって

涙した(T_T)

 

若い主人公たちが

習い始めた年に 私も習い始めた

 

作法がいちいち格式張って

なんでこんなに面倒くさくさせるんだろうと

イライラ感もあったりした事を思い出した。

 

主人公達も何故こうするんですか?

と尋ねる

樹木希林さん演じる先生が答える

 

頭で考えるからそういうふうに考えるんでしょうねと

怒ることもなく優しく言う

 

 

 

私はずっと日本が嫌いだった

親が嫌いだった

 

結局反対を押し切って

韓国人と結婚して 日本国籍も捨てた

 

死ぬまで日本に帰らなくてもいいと思った

日本で生まれたけれど

韓国のおばちゃんで死んで

韓国の土に埋められたら本望だと思った

 

 

二十年

一度しか日本に帰らなかった

 

日本語も忘れた

日本の食べ物も食べたいと思わなくなった

日本に帰りたいとも思わなかった

 

それくらい韓国人になりきって生きていた

 

それくらい日本が嫌いだった…

 

 

映画の中で

すぐにわかるものと

すぐにわからないものがある…と

 

すぐにわかるものは

一度出会えばいいと

 

私はお茶の世界の中に入っていく

主人公を通して

すぐにわからないものと出会えたようだ

 

格式張った事が教えたいのではなく

その奥にある 心の世界は全くの自由なのに

その世界は言葉では 感じることもできないし伝えれない

 

それを伝えたいたいために

茶道のお作法があるんだと 分かったとき

 

日本の良さ 親の愛の深さも

すぐにわからないものだったから

こんなに遠回りして出会ったんだと。。

 

韓国まで行った私を

見捨てないで待っててくれた両親

 

つい最近まで反抗期みたいに

親に 娘なんかいないと思ったらええやんともいったこともある

その時父は

そんなことできるかと!と叱咤した

 

そのことの意味が

この映画で身にしみた

 

親のもとで育った娘

 

京都という 

どこよりも日本らしさが残るところに育まれた私

 

それが嫌いで 外国まで出たけれど

 

その良さがわかるために

外に出たとも思った

 

深く良いものは

すぐにはわからないように

なってるんだとと気づいた

 

いいかえれば

私の無意識が

ほんとの出会いがしたくて

外に出たかもだけど

 

とにかく

この映画を見て 色んなことを感じて

お母さんに謝ろうと思った

 

昔からのあまりにも長い確執

私は一歩も悪くない一点張りだった

あなたが悪いと決めつけて

 

でも

負けました

私が

 

100戦100敗

素直に認めて

謝りました。

 

お母さんは電話口で

泣き崩れた

 

自分が絶対だと思ったら

絶対に相手が悪いと思うようになる

 

観点(判断基準)を自由に動かせれば

理解が生まれる

 

人間共通の限界でもある

観点の問題 脳の認識のクセが

違いを生み出すため

争いが起こるようになっている

 

観点から自由になれば

今まで見えなかった

いろんなことが見えてくる

 

 

50年近くかけてようやく出会えたものを持って

これからは

私の映画を

感動のドラマを

楽しく50年か70年??演じて生きようと
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思った映画だった😊😉